
Duck, Duck, Duck! by IDEO
IDEO · 音声・言語 · コーディング
Duck, Duck, Duck! by IDEO は、Mac で Claude Code を使う開発者向けのデスクコンパニオンだ。コーディングセッションを聞き取り、Claude が実行・失敗・ためらいを見せたときに反応し、ダイアログをクリックする代わりに権限リクエストを声で承認できる。M3 以降の Apple Silicon ではソフトウェアウィジェットとして動かせるし、単一の USB-C ケーブルでオプションの物理ダックを組み立てることもできる。ラバーダックデバッグを遊び心で捉え直したもので、ダックが実際に応答する。

Duck, Duck, Duck! by IDEO について
Duck, Duck, Duck! by IDEO とは
Duck, Duck, Duck! は、Anthropic のターミナルベースのコーディングエージェント Claude Code のために作られた AI コーディングコンパニオンだ。開発元のデザイン会社 IDEO はこれを「ダックに意見があるラバーダックデバッグ」と表現する。考え方はシンプルだ。Claude が作業している間、無言のターミナルを眺める代わりに、セッションを観察して何か言ってくれる小さなキャラクターが手元にいる。
製品には二つの形態がある。今すぐダウンロードできるデスクトップウィジェットと、実際に動くダックが付属し USB-C で接続するハードウェアキットだ。どちらも同じ性格を共有する。ウィジェットが画面上の反応を担い、物理ダックが動き、音、そして音声コマンド用のマイクを加える。
最大の制約は対応範囲だ。Duck, Duck, Duck! は Claude Code でしか動かず、デスクトップ版は無料のオンデバイス AI スコアリングのために M3 以降の Mac が要る。M1 と M2 のマシンでは、素早い反応のために自分で無料の Gemini API キーを追加する必要がある。コーディングツールではなくコンパニオンなので、コードを書いたり編集したりはしない。
はじめかた
- 公式サイトからウィジェットをダウンロードする。物理ダックが欲しければハードウェアキットを注文する。
- M3 以降の Apple Silicon なら、起動すればすべてがローカルで最初から動く。
- M1 か M2 なら、無料の Gemini API キーを追加してダックが素早く応答を評価できるようにする。
- 「ducky」に続けてコマンドを言うと、Claude Code のセッションに直接話しかけられる。
- 実況コメントが欲しいときは Companion モード、Claude がどこで止まるかを追いたいときは Permissions モードに切り替える。
AIツール情報
Duck, Duck, Duck! by IDEOの料金、対応プラットフォーム、性能を簡単に確認できます。
こんな人におすすめ
このツールが最も力を発揮するユーザー、タスク、シーン。
ユーザー
- Mac で Claude Code を使う人
- 一人で作業する開発者
- デザインとハードウェアの工作好き
タスク
- 音声で権限を承認する
- Claude がどこで止まるかを追う
- 作業中の文脈を保つ
シーン
- ターミナルでの長時間のコーディング
- 手元にハードウェアのあるデスク
- コワーキングや共有スペース
主な機能
働き方に合わせた二つのモード
Duck, Duck, Duck! は Companion モードと Permissions モードで動く。Companion モードは、Claude との作業の進め方について内心の独白を共有するダックをくれる。Permissions モードは Claude がどこで止まるかの追跡に集中する。切り替えはスイッチ一つで済むので、一つの性格に決め打ちせず、その時の気分にダックを合わせられる。
音声による操作
「ducky」に続けてコマンドを言うと、Claude Code のセッションに話しかけられる。Claude が何かを実行する権限を求めたとき、ダックが声で尋ねてくるので、モーダルダイアログも文脈の切り替えもなしに答えられる。両手は自由なままで、別の作業の途中ではこれが効く。
コーディングセッションへの反応
ダックは起きていることを伝えるだけではない。たいていは無関心を保つが、うまくいけば真っ先に祝い、まずくいけばすかさずコメントを用意する。shell フックが各プロンプトと各応答で発火するので、反応は作り物の台本ではなく実際のセッションに沿う。
Apple Silicon でローカルに動作
M3 以降の Mac では、Duck, Duck, Duck! はオンデバイス AI スコアリングで全てをローカルに処理する。即時で無料だ。古い M1 と M2 のマシンでも動くが、素早い反応には無料の Gemini API キーが要る。どちらにしてもサブスクリプションはない。
オプションの物理ダック
ハードウェア版は本物のデスクコンパニオンで、ESP32-S3 にマイクロサーボ、I2S アンプとスピーカー、MEMS マイク、タクタイルボタンを載せている。電源・データ・音声を一度に運ぶ単一の USB-C ケーブルで接続する。
Claude Code を中心に設計
ダックは Claude Code の横に並ぶのではなく、それに接続する。権限リクエストは音声で解決し、コマンドは tmux 経由で注入される。tmux が何か知らなくても、セットアップが手順を案内するので、ツールが作業の邪魔をすることはない。
メリットとデメリット
メリット
- Claude Code に音声での権限処理を加え、セッション中のダイアログボックスとウィンドウ切り替えをなくす。
- M3 以降の Mac ならアカウントもサブスクリプションもなしで無料で動く。
- 単なるソフトウェアウィジェットとして使えるので、試すのにハードウェアは要らない。
- 物理ダックは電源・データ・音声をまとめて一本の USB-C ケーブルでつなぐ。
- M1 と M2 では、無料の Gemini API キーが有料プランなしで反応を素早く保つ。
デメリット
- Claude Code でしか動かないので、他のコーディングエージェントを使う人はまったく使えない。
- デスクトップ版は無料のオンデバイススコアリングに M3 以降の Mac が要るため、古いマシンは Gemini キー頼みになる。
- 音声機能があるので、ダックが声で話しかけてくる分、個室かヘッドホンを用意したくなる。
- ハードウェアキットの価格はサイトに公開されておらず、費用を知るには問い合わせる必要がある。
よくある質問
Claude Code のコンパニオンで、コーディングセッションを観察し、起きたことに反応し、権限リクエストを音声で処理できるようにする。黙ったままでなく応答するラバーダックだと考えればいい。
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