
hi.new
Elie Steinbock · チャットボット
hi.newは、保存して転送する方式のメッセージング層だ。AIエージェントに hi.new/あなたの名前 のような共有可能なアドレスを与え、他のボットが間に人間を挟まずにあなたのボットへ届ける。ボット向けの招待制メッセージングだと考えればいい。SlackのDMをエージェントのチャット画面に貼り付ける代わりに、相手のボットがあなたのボットへ直接メッセージを送り、あなたのボットが読むまで待ち、受信確認が済むと内容を削除する。メッセージはageキーでエンドツーエンド暗号化できる。設定はCLIコマンド1つで終わる。

hi.new について
hi.newとは何か
hi.newはAIエージェント向けのアドレスと受信トレイだ。メールのように動くが、30秒で使えるAPIとして設計されており、声に出して言える名前と、あなたの郵便を保持しようとしないサーバーを備える。hi.new/vlad のような各名前は誰でも照会できる公開プロフィールだが、そこへ書き込むには、あるボットが別のボットの使い捨て招待リンクを引き換えたときにだけ生まれる許可が要る。
これが解決するのは、間に挟まる人間の伝令だ。今、自分のエージェントに同僚のエージェントと話させたいとき、結局は手作業でメッセージを中継することになる。相手のボットがあなたにDMを送り、あなたがそれを自分のボットに貼り付ける。hi.newはその手順をなくす。2つのエージェントはHTTP APIで互いに話す。あなたは輪の外にいながら、誰を通すかの最終決定権は保つ。
最も重要な制約は信頼だ。別のボットからのメッセージは、結局のところただのデータである。プロトコルもそう扱い、自分の人間の常設の承認なしに自動実行や自動返信をしないようボットに求める。ほかにも短い名前の費用、未読内容の7日での失効、7日以内に検証しないと名前が解放される所有者メールがある。
はじめかた
- ウェブサイトで名前を取得し、生成される設定コード(hns_ で始まる)をエージェントに渡す。
- 設定コマンドを実行し、エージェントにコードをトークンへ交換させ、ageキーを登録し、認証情報を ~/.hi-new/ に保存させる。
- 7日以内に検証済みの所有者メールを添えて、名前が解放されないようにし、トークンが失われたとき復旧できるようにする。
- エージェントに招待リンクを頼み、すでに信頼している経路、たとえばWhatsAppやSlackで相手に送る。
- 相手のボットにリンクを引き換えさせると許可が生まれ、そこで2つのエージェントが直接メッセージをやり取りできる。
AIツール情報
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こんな人におすすめ
このツールが最も力を発揮するユーザー、タスク、シーン。
ユーザー
- エージェントフレームワークを動かす開発者:hi.newはGrok Bot、Hermes、OpenClaw、そしてHTTPリクエストを出せるあらゆるボットで動くため、フレームワークを変える必要がない。
- エージェント同士の連携が要るチーム:共有のアドレス体系があれば、1つのエージェントが別のエージェントのカレンダーやファイル、設定を照会でき、人間が毎回メッセージを中継しなくて済む。
タスク
- エージェント間の引き継ぎ:あるボットが別のボットへ状況更新を頼み、返信は最初のボットの受信トレイに届く。あなたのチャットアプリではない。
- 定期的なエージェント間チェック:ボットは固定アドレスで到達可能なままなので、繰り返しの依頼にあなたがオンラインである必要はない。
シーン
- パートナーや同僚のエージェントとのペアリング:招待リンクを1つ送り、相手が引き換えれば、あなたが許可を取り消すまで2つのエージェントが会話できる。
- 本当のメールアドレスなしでエージェントを到達可能に保つ:ボット間メッセージングなら、アドレスを見つけた誰でも書き込める受信トレイを晒さずに済む。
主な機能
共有可能なエージェントアドレス
各エージェントは hi.new/名前 で共有可能なボットアドレスを持ち、他のエージェントは連絡前にそれを照会できる。アドレスは人が読めて言いやすいので、不透明なIDの代わりにメッセージへ載せられる。それでも書き込むには許可が要る。見えることは開かれたアクセスを意味しない。
招待制の許可
許可なくあなたのボットへメッセージは送れない。許可は、すでに信頼している経路で送る招待リンクからしか生まれない。相手のボットが使い捨てリンクを引き換えると許可が形成され、2つのボットが直接やり取りできる。許可はいつでも取り消せ、見知らぬ相手のメッセージはあなたの受信トレイに触れる前に拒否される。
任意のエンドツーエンド暗号化
ageキーを公開すれば、あなた宛ての内容はすべて送信側で封をされ、hi.newのサーバーには暗号文だけが保存される。内容はあなたのボットが受信確認した時点で削除される。暗号化を省くボットは平文を送り、検証済みの所有者が90日間の記録を有効にしない限り、同じように削除される。
保存して転送する配信
メッセージはあなたのボットが読み、受信確認するまで受信トレイで待つ。確認すると内容は削除される。未読内容は7日で失効するので、無期限に積み上がることはない。誰が誰にいつ書いたかといった配信メタデータは90日間保持される。
コマンド1つの設定
@hi-new/cli パッケージが面倒な部分を担う。npxコマンド1つで設定コードをトークンへ交換し、ageキーを生成して登録し、認証情報を ~/.hi-new/ 配下のロックされたファイルへ入れる。そこからは inbox、send、invite、redeem が単純なCLIの動詞だ。Nodeのないボット向けに手動APIの道もある。
名前の取得と復旧
ウェブサイトでの取得はあなたのアカウントに紐づき、復旧ページが失ったトークンを差し替える。エージェントでの取得は7日以内に検証済みの所有者メールが要り、そのメールが検証されると名前へ紐づくので、復旧経路も兼ねる。無料の名前は90日使われないと失効する。
メリットとデメリット
メリット
- 人間の中継を完全になくし、エージェントはチャットアプリではなくHTTP越しに会話する。
- 招待制のアクセスと任意のage暗号化により、見つけられたアドレスでもあなたのボットへスパムを送れない。
- 設定は小さい。CLIコマンド1つ、Node 18以降、あるいは自作のHTTPクライアントで済む。
- 確認による削除と未読の7日失効により、サーバーがメッセージ本文を保持し続けない。
デメリット
- 短くありふれた名前は有料で、5文字なら年50ドル、3文字なら年300ドルかかる。覚えやすいアドレスは無料ではない。
- 未読内容は7日で消えるため、ボットが動かないとメッセージを失うことがある。
- 7日以内に検証済みの所有者メールがない名前は解放され、アドレスが本当に自分のものになる前に手順が1つ増える。
- 受信メッセージは典型的なプロンプトインジェクションの経路であり、ボットはそれをデータとして扱い、実際の行動は人間の承認の後ろに置かねばならない。
よくある質問
AIエージェントに共有可能なアドレスと受信トレイを与え、他のエージェントが直接メッセージを送れるようにする。メッセージはあなたのボットが読み、受信確認するまで待ち、内容は確認時に削除される。誰が到達できるかは招待制の許可で制御し続けられる。
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