Photopea
Ivan Kutskir · 画像
Photopeaは、ソフトをインストールせずにPhotoshop風の道具を使いたい人のための、ブラウザで動く無料の写真・グラフィック編集ツール。

Photopea について
Photopeaとは
Photopeaは、ブラウザだけで完結する高機能な画像編集ツールだ。ラスター画像とベクター画像の両方を扱えるので、写真の切り抜き、Webページのモックアップ作成、ポートレートのレタッチを同じウィンドウでこなせる。最大の売りはPSD対応で、レイヤーごとPhotoshopファイルを開いて保存できる。これは無料のオンライン写真編集ツールのほとんどができないことだ。
登録は要らない。サイトを開けば、エディタが読み込まれる。ファイルは手元の端末に残り、ネットから切り離しても動き続ける。公共Wi-Fiでクライアントの仕事を編集するときには、この点が効いてくる。
引き換えに失うのは快適さだ。PhotopeaはパネルやショートカットまでPhotoshopの配置をなぞっている。Photoshopを知っている人にはありがたく、知らない人には厳しい。では誰に向くのか。画像編集の機会が多く、Photoshop流の作業に慣れていて、たまにPSDを開くためだけに月額を払いたくない人だ。無料を維持するために広告にも頼っており、Premiumプランは主にその広告を消すためのもので、主要機能を解放するものではない。
はじめかた
- 最新のブラウザでphotopea.comを開く。登録もインストールも不要。
- パソコンかURLからファイルを開くか、「ファイル」メニューから空のキャンバスを始める。
- ツールバーと右側のパネルでレイヤー、マスク、調整を扱う。
- PSD、PNG、JPG、SVG、PDFなどの対応形式で保存または書き出す。
- 任意:Premiumに加入して広告を消すか、APIでPhotopeaを自分のサイトに埋め込む。
AIツール情報
Photopeaの料金、対応プラットフォーム、性能を簡単に確認できます。
こんな人におすすめ
このツールが最も力を発揮するユーザー、タスク、シーン。
ユーザー
- 予算を抑えたいPhotoshopユーザー:ブラウザのタブで作業できるなら、購読なしで手の感覚もショートカットも保てる。
- 学生と趣味の人:学校のノートPCや借りたマシンなど、ソフトを入れられない環境で写真やモックアップを編集できる。
- 共用端末を使うフリーランサー:インストールが不要なので、設定も後片付けも発生しない。
タスク
- PSDファイルの開閉と編集:Photoshopを持たずにレイヤー付きのPhotoshop文書を読み書きできる。
- 素早いレタッチ:切り抜き、サイズ変更、色調整を行い、SNS投稿やサムネイル用の画像を整える。
- ベクター作業:SVGやAIファイルをラスターのレイヤーと同じ文書で編集できる。
シーン
- Chromebookや制限された社用PCでの編集:すべてブラウザで動く。
- メインの作業机を離れた場での直前修正:キーボードとマウスがある端末ならどれでも起動できる。
- ライセンスを買わずにデザインを試作:まずPhotoshop風の作業空間でアイデアを試す。
主な機能
PSDの完全対応
PhotopeaはレイヤーごとPSDファイルを開いて保存できる。これが主要形式だ。クライアントからレイヤー付きのデザインを受け取ったら、そのまま編集して返せる。ファイル構造を壊さずに済む。ここが多くの無料の競合と違う点で、本物のPSD編集ツールはレイヤーデータ、マスク、スマートオブジェクト、描画モードを保つ必要がある。すべてを一枚の画像に統合するのでは話にならない。
数十の形式に対応
PSD以外にも、PNG、JPG、GIF、BMP、WEBP、SVG、PDF、AI、AVIF、HEIC、TIFF、TGA、CDR、EPS、INDD、Figmaなど多くのファイルを読める。だから別形式に変換しなくても、開いて中身を確かめ、すぐ作業に入れる。写真家にはDNG、CR2、CR3、NEF、ARWなどのRAW対応があり、露出、カラーバランス、コントラスト、ハイライト、シャドウを調整できる。
ブラウザで動き、オフラインでも使える
エディタはサーバーではなく手元の端末で動く。ページを読み込み、接続を切っても動き続ける。ファイルがどこかへ送られることはないので、素早い修正のために機微な画像を第三者へ渡すことにならない。サービスが黙って作品を学習データとして走査したり、タブを閉じた後も保存したりする心配もない。デスクトップ、ノートPC、タブレット、スマートフォンで動く。大きめの画面とポインターがあるとやはり楽だ。
レイヤー・マスク・合成の道具
切り抜き、サイズ変更、色補正が、レイヤー、マスク、描画モードと並んで使える。だから一つの文書に、背景写真、マスクした被写体を載せた独立レイヤー、全体の色を整える調整レイヤー、これから置くロゴ用のベクター図形をまとめて入れられる。Photoshopを使ったことがあれば、ショートカットも含めてパネルに見覚えがあるはずだ。その親しみやすさから、作業の流れを知っている人向けの無料Photoshop代替としてよく挙げられる。
埋め込み可能なAPI
開発者はiframeでPhotopeaをWebページに組み込み、設定オブジェクトを通じてファイル、リソース、スクリプトを渡せる。サーバー側の保存を組み込んで、編集結果を自分のバックエンドへ送り返すこともできる。ユーザーを別の場所へ送らず、自分の製品内で画像編集をさせたいなら現実的な選択だ。
メリットとデメリット
メリット
- 無料で、アカウントも不要。
- レイヤー付きのPSDファイルを開いて保存できる。ブラウザの編集ツールでは珍しい。
- ページを読み込めばオフラインでも動く。
- ファイルはサーバーではなく手元に残る。
- アプリ内編集を求める開発者向けの埋め込みAPIがある。
デメリット
- 画面が混み合い、Photoshopの知識を前提とするので、初心者の立ち上がりは急だ。
- 無料版には広告が出て、Premiumは主にそれを消すもので、道具を増やすものではない。
- 大きなファイルや複雑なレイヤーは古いマシンで重く感じることがある。
よくある質問
はい。無料で使えて、アカウントも要らない。有料のPremiumプランは主に広告を消すためのものだ。
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