
Relic
RelicSync · 生産性向上
Relicは、コピーしたものをすべて保持し、検索可能にし、パソコンとスマホの間で同期するオープンソースのクリップボードマネージャーである。履歴は自分だけが持つ鍵で封じたローカルの保管庫に置かれ、同期サーバーは読めないファイルしか保存しない。Windows、macOS、Linux、Android、iPhoneで動き、同社の同期サービスを使うことも、サーバーを自分で立てることもできる。設定は数分で終わる。

Relic について
Relicとは
Relicは、一日中何かをコピーしては半分を失くす人のためのクリップボードマネージャーである。コピーのたびに自動で取り込み、テキスト、リンク、ファイル、スクリーンショットを保持し、あとから単語でも意味でも日付でも見つけ直せる。
解決する問題は小さいが、ずっと付きまとう。Windowsは約25件を保持し、再起動で消してしまう。スマホのキーボードはほぼ即座に忘れる。Relicは違う。コピーしたものを望むだけ長く、すべての端末で同時に保ち、何年経っても検索できる。なぜ手間をかけるのか。前の火曜日にコピーしたものは、たいていまた必要になるものだからだ。
最大の制約は、プライバシーには代償が伴うことだ。端末から出る前にすべてが暗号化されるので、保管庫のパスフレーズを忘れれば、誰もデータを復元できない。そこが要点である。つまり端末間の同期は、永久無料のクラウドではなく、サブスクリプションか自前のサーバーに依存する。
はじめかた
- relic.spaceから自分のプラットフォーム向けのオープンソースのクリップボードアプリをダウンロードし、パソコンにインストールする。
- アプリを開いて保管庫を作り、中に保存されるものすべてを暗号化するパスフレーズを選ぶ。
- いつもどおりリンクやコードをコピーし、履歴のポップアップに表示されるのを確認する。
- スマホにアプリを入れ、同じ保管庫にサインインして、項目を端末間で同期させる。
- 「last tuesday」やコピーした内容の説明で検索し、思い出し方がどう働くか試す。
AIツール情報
Relicの料金、対応プラットフォーム、性能を簡単に確認できます。
こんな人におすすめ
このツールが最も力を発揮するユーザー、タスク、シーン。
ユーザー
- 開発者。一日中コマンドやトークン、ログの断片をコピーし、Relicはそれらをオフラインでも検索できる状態で保つ。スクリプト用にCLIを有効にすると最も効く。
- ライターや研究者。引用、リンク、メモを一つの保管庫に集めるので、半分しか覚えていない一文も説明すれば見つかる。
- ノートPCとスマホを行き来する複数端末のユーザー。両方の端末が同じ保管庫にサインインしていれば、同期が一つの履歴をどこでも揃えてくれる。
- プライバシーを重視するユーザー。すべてが端末上で封じられるので、クリップボードを平文のクラウドサービスに置きたくない人に合う。
タスク
- 何日も前にコピーしたものを取り戻す。手順をたどり直す代わりに、単語、日付、意味で検索する。
- スクリーンショットから文字を抜き出す。OCRが画像内の文字を読むので、エラーメッセージもレシートもメモと同じように見つかる。
- パスワードやカード番号を人目から隠す。Relicは機密を点の裏に隠し、それをコピーして戻してから30秒後にクリップボードを空にする。
- ファイル名ではなくファイルそのものを保存する。ファイルをコピーするとRelicはファイル自体を保持するので、元を移動しても残る。
- 一度きりのメモを共有する。受け取った人しか読めないリンクを作れる。
シーン
- 仕事のノートPCと個人のマシンの間を行き来する。一つの保管庫が両方を担い、自分にリンクをメールで送る必要はない。
- サポートチケットを扱う。貼り付けたエラーメッセージ、注文番号、顧客情報が消えずに取り出せる。
- スマホでコードを拾ってデスクトップに貼る。同期が数秒で運んでくれる。
- 長いプロジェクトの後に片付ける。履歴を一から作り直す代わりに、もう要らない項目を削除できる。
主な機能
保存の手間なしで自動取り込み
Relicはコピーの瞬間にすべてを取り込むので、覚えるホットキーも身につける習慣もない。それでもトレイメニューから取り込みを一時停止でき、行儀のよいパスワードマネージャーのようにアプリが機密と印を付けたコピーは履歴に入らない。テキスト、画像、ファイルはそれぞれ個別にオンオフでき、スキップする最大サイズも指定できる。クリップボード履歴をいつでも検索して取り戻せる。
単語だけでなく意味で検索
全文検索は自分の端末上のローカルインデックスを走るので速く、オフラインでも動く。完全一致の単語だけでなく、Relicは説明文にも一致する。つまり項目にその言葉が一度も出てこなくても、説明すれば見つけられる。日付も読む。「last tuesday」や「in march」と打てば、それが実際の絞り込みになる。
端末上のAIとスクリーンショットOCR
知能はクラウドではなくローカルで動く。OCRが画像から文字を引き出すので、スクリーンショットはメモと同じように検索でき、アプリは取り込んだものにタグを付け、リンクやコード、住所をその場で印付けできる。どれもマシンの外には出ない。
端末間のエンドツーエンド暗号化同期
保管庫は端末を出る前に、自分だけが持つ鍵で施錠され、同期サーバーは読めないファイルを保存する。ノートPCでコピーし、スマホで貼り付け、保管庫は常に揃う。無料プランが基本を担い、有料プランは封じたデータを運ぶホスト型サーバーの費用を払う。鍵を一切持たずに端末間でクリップボードを同期する、数少ない暗号化クリップボードマネージャーの一つである。
機密のマスクとクリップボードの衛生
Relicは、パスワード、鍵、トークン、カード番号らしく見えるものを見つけ、リスト上で点の裏に隠し、あなたが選んだときだけ表示する。機密をコピーして戻すと、ほかに何かをコピーしていない限り、30秒後にクリップボードが空になる。どちらの動作も初期設定で有効だ。
オープンソースで自前ホスト可能な同期サーバー
アプリ、同期サーバー、データを封じるコードはすべて公開されているので、実際に動くものを読んで自分でビルドできる。大半はAGPLの下にあり、暗号化パッケージはApache-2.0なので自由に再利用できる。ホスト型サービスに依存したくなければ、同じコードでサーバーを自分で立てられる。
コマンドラインとエージェントスキル
デスクトップアプリは小さなrelicコマンドラインツールを導入し、ネットワークも鍵も使わずにローカルの保管庫を直接読み書きする。検索し、項目を追加し、スクリプト化できる。AIアシスタントにいつ保管庫へ手を伸ばすかを教えるエージェントスキルもある。読み取りは常に許可され、書き込みは記録される。
スマホの使い方に合うモバイル取り込み
自動のバックグラウンド取り込みはパソコンの機能だ。スマホでは、共有シート、Androidのクイック設定タイル、iPhoneのアクションボタンから自分でRelicに送るので、取り込みは端末の使い方に合ったままになる。
メリットとデメリット
メリット
- 保存ボタンや覚えるホットキーなしで、すべてを自動で保存する
- 意味、日付、単語での検索が、正確に引用できない項目を見つける
- 端末上のAIとOCRが、スクリーンショットを平文と同じように検索可能にする
- エンドツーエンド暗号化により、サーバーは保管庫を読めない
- オープンソースで自前ホスト可能なサーバーがあり、囲い込まれない
デメリット
- 保管庫のパスフレーズを忘れると、設計上データは復元できない
- バックグラウンド取り込みはパソコンのみで、スマホは手動の共有手順が要る
- 端末間の同期は有料プランか自前サーバーに依存する
よくある質問
パソコンでは、コピーしたほぼすべてを保つ。テキスト、リンク、コード、住所、ファイル、スクリーンショットである。「取り込まない」リストにあるアプリからのコピーは無視され、アプリが機密と印を付けた項目も同じで、パスワードマネージャーは履歴に入らない。
関連コンテンツ
Relicに関連するツール、スキル、記事を探す。
Relicの代替ツール

Swms
Swms AI · ライティング · 生産性向上 · ビジネスSwmsは、仕事の簡単な説明をそのまま使える安全書類に変えるAI安全コンプライアンスツールだ。プロジェクト、職種、把握している危険を書けば、安全作業方法書、作業ハザード分析、安全作業手順書、RAMS、安全データシートを数秒で作成する。Oscarというチャットアシスタントも付いており、職場の安全に関する質問にどんな言語でも答える。建設、鉱業、運輸、倉庫のチームが、作業日を削る書類仕事を減らすために使っている。
Wordly AI Translation
Wordly · 音声・言語 · 生産性向上Wordly AI Translationは、会議・カンファレンス・イベント向けに作られたリアルタイムAI翻訳・字幕プラットフォームだ。60以上の言語でライブ翻訳、字幕、文字起こし、要約を提供し、参加者は専用ヘッドセットを使わず、QRコードを読み取るかリンクを開くだけで参加できる。Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Webexと連携し、セッションごとに人間の通訳を雇わずに多言語対応したい組織に向く。それだけのことだ。
Rows
Rows (Superhuman) · 生産性向上 · ビジネスRows は、50以上のソースからライブデータを取り込み、SQLクエリや入れ子の数式ではなく平易な言葉で操作できるAIスプレッドシート兼データ分析ツールだ。PDFから数字を抜き出し、広告プラットフォーム、データベース、銀行口座をつなぎ、AIにレポートの作成、データセットの結合、自動で再計算するモデルの構築を頼める。ブラウザで動き、スプレッドシートのように扱え、現在は Superhuman の傘下にある。
