Testim

Testim

Tricentis · コーディング

Testimは、Web・モバイル・Salesforceアプリ向けにエンドツーエンドテストを構築して実行するAIテスト自動化プラットフォームだ。機械学習を頼りに、インターフェースが変わってもテストを安定させ、チームが壊れたセレクターの修正に費やす時間を減らす。今日から使い始められる自動テストツールとしては悪くない。ブラウザで操作を録画してテストを作り、より細かい制御が必要なときはJavaScriptを足す。忙しいQAチームにとって堅実な選択肢である。

Testim の画面プレビュー

Testim について

Testimとは何か

Testimは、QAエンジニアと開発者が、すべてのセレクターを監視せずにエンドツーエンドテストを作成・実行・保守できる自動テストプラットフォームだ。核となる考え方は単純である。ボタンが動いた瞬間に壊れる単一のCSSパスを固定する代わりに、Testimは要素ごとに複数のロケーターを生成し、実行時に最も信頼できるものを選ぶ。同社によれば、まさにこの方式が絶え間ないUI変更の中でテストスイートを生かし続ける。

この製品は現在、買収したエンタープライズ向けテストベンダーのTricentisの一部であり、現在の資料ではTricentis Testimとして登場する。Testimの料金はセルフサービス型のプラン一覧としては公開されていない。Testimはトライアル後に無料のCommunityプランを提供し、より大きなニーズは営業との会話へと導く。プランをクリックしてカードで支払うことに慣れているなら、この点は重要だ。

最大の実務的な制約は、ワークフローの一部がクラウドに依存することだ。Testim Mobileはクラウドで動作し、ブラウザ間の並列実行はグリッドに依存するため、データの所在に厳しい規則を持つチームは、契約前にデプロイの選択肢を確認する必要がある。自分でホストできるのか。モバイルについてはできない。また、レコーダーはブラウザベースのアプリを優先するため、デスクトップ専用ソフトには向かない。

はじめ方

  1. メール、GitHub、Googleのいずれかのアカウントでtestim.ioに登録し、アドレスを確認する。
  2. 録画機能が依存するため、ChromeまたはFirefox用のTestimブラウザ拡張機能をインストールする。
  3. プロジェクトを作成し、名前を付けて、テスト対象アプリのベースURLを設定する。
  4. アプリをクリックして最初のテストを録画し、生成されたステップとロケーターを確認する。
  5. Testimのクラウドグリッドまたは自前のSelenium Gridでテストを実行し、通ったらCIに組み込む。

AIツール情報

Testimの料金、対応プラットフォーム、性能を簡単に確認できます。

無料プランはい
有料プランCustom pricing on request
プラットフォームWeb, cloud, and browser extension (Chrome, Firefox)
開発元Tricentis
カテゴリコーディング
リリース日Jan 2016
最終更新Jan 2026
サイト訪問数104.9K
サイト世界ランキング171.4K
API提供状況はい

こんな人におすすめ

このツールが最も力を発揮するユーザー、タスク、シーン。

ユーザー

  • 大規模なエンドツーエンドスイートを保守し、壊れたセレクターを減らしたいQAエンジニア:テストが頻繁に変わるUIを持つブラウザベースアプリを対象とする場合に最適。
  • 自動化の専任担当がいないアジャイルチーム:レコーダーがあれば、複雑なフローに多少のコードが要るとしても、マニュアルテスターが自動テストを作成できる。
  • Salesforce管理者:TestimにはSalesforce専用のワークフローがあり、深いコード知識なしに繰り返しのorg検証を自動化できる。

タスク

  • リリースごとの回帰テスト:同じスイートを繰り返し実行し、小さなUIのずれはスマートロケーターに吸収させる。
  • クロスブラウザのチェック:クラウドグリッド上で、1つのテストを複数のブラウザ種別と解像度で実行する。
  • モバイルアプリのテスト:ネイティブおよびハイブリッドのiOS・Androidアプリをカバーし、FlutterとReact NativeはVirtual Mobile Grid経由で対応する。
  • 根本原因の切り分け:生のログを読む代わりに、視覚的・ステップ単位の詳細で実行がどこで失敗したかを突き止める。

シーン

  • 毎週変わる購入手続き:一度録画して再実行すれば、パスを書き直さずにカバレッジを維持できる。
  • マニュアルテスターを自動化へ引き入れる:ローコードエディターが最初の一歩を下げる。後で規模を広げるにはJavaScriptが必要になるとしても。
  • テストをリリースパイプラインに組み込む:CIトリガーをつなげば、チェックをデプロイと同じループに置ける。

主な機能

AIによるスマートロケーター

Testimは要素ごとに複数のロケーターを構築して採点し、テスト実行時に最も信頼できるものを使う。開発者がクラス名を変えたりレイアウトを動かしたりしても、テストは古いパスで失敗せず、多くの場合そのまま動き続ける。これこそ、多くのチームが保守コスト削減の理由に挙げる機能だ。ただ動く。

ローコードでのテスト作成

ブラウザで操作を録画すると、Testimがそれを編集可能なステップに変える。コードを書かない人でも動くテストを素早く作れ、エンジニアはシナリオにループや条件、独自の待機が必要なときJavaScriptに降りられる。この組み合わせが、行き止まりにならずに親しみやすさを生む。そう、本当にローコードである。

クラウドとSelenium Gridでの実行

テストはTestimのクラウドグリッド、または既に持っている任意のSelenium Gridで動く。並列化が実行をマシン間に分散し、変更から判定までの待ち時間を短縮する。既存インフラを壊さずに残せる。これがコストを抑える。

クラウドでのモバイルテスト

Testim Mobileは実機と仮想デバイスでネイティブおよびハイブリッドアプリをカバーし、サードパーティのデバイスグリッドと数百種のiOS・Androidデバイスをサポートする。FlutterとReact NativeはVirtual Mobile Grid経由で対応する。デバイスラボを維持できないときに頼るとよい。デバイスラボは不要だ。

根本原因の分析

実行が失敗すると、Testimはログの壁を吐き出す代わりに、どのステップが壊れたのか、何が変わったのかを提示する。チームは失敗を手作業で再現する時間を減らせる。視覚的な詳細が最も分を節約する部分だ。締め切りが厳しいときの差は大きい。

CI/CDと各種ツール連携

TestimはCIシステムや課題トラッカーに接続するため、失敗したテストがビルドゲートを起動したりチケットを開いたりできる。これでQAは別フェーズではなくリリースのループ内にとどまる。つなぐのは設定の一手間で、書き直しではない。それだけのことだ。

Salesforceテスト

専用のSalesforceワークフローがあれば、orgを手作業で一項目ずつクリックせずに検証できる。管理者はチェックを一度録画し、変更のたびに再実行できる。Salesforceで暮らすチームにとって、汎用ツールよりTestimを選ぶ理由はたいていここにある。もっともだ。

メリットとデメリット

メリット

  • スマートロケーターはUI変更後にテストを修正する時間を実際に減らす。これは自動化における最大の継続コストだ。
  • レコーダーが参入障壁を下げ、マニュアルテスターも自動化カバレッジを提供できる。
  • クラウドだけでなく自前のSelenium Gridでも動くため、既存インフラが無駄にならない。
  • モバイルとSalesforceのワークフローは後付けではなく標準で組み込まれている。

デメリット

  • 料金はセルフサービス型プランとして公開されていないため、営業と話さないとコストを見積もれない。
  • クラウド依存のモバイル・グリッド実行は、厳格なデータ所在規則と衝突し、規制の強いチームを阻むことがある。
  • 複雑なシナリオには依然JavaScriptが必要で、「ノーコード」という看板が効く範囲は限られる。
  • ブラウザレコーダー優先の設計のため、デスクトップ専用アプリではここで得られる価値は小さい。

よくある質問

TestimはWeb・モバイル・Salesforceアプリのエンドツーエンドテストを自動化する。テストを録画または記述して繰り返し実行し、AI駆動のロケーターでインターフェースが変わっても安定させる。

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