
Claude Usage Tracker
658jjh (independent open-source developer) · コーディング
Claude Usage Trackerは、コードを書いている間にClaudeとCodexへいくら使ったかを監視して可視化する、ローカルファーストの利用分析ダッシュボードだ。Claude Code CLI、Cursor、Windsurf、Codex CLIといったツールが残すデータフォルダを走査し、各プロバイダーの現在の料金からコストを算出して、ダークテーマのダッシュボードにまとめて表示する。スプレッドシートに触れずにClaudeの支出を追跡したいなら、これが最も簡単な方法だ。データはマシンの外に出ず、アカウントも不要である。

Claude Usage Tracker について
Claude Usage Trackerとは
Claude Usage Tracker(現在はAI Usage Trackerというブランド名でも展開している)は、AIコーディングアシスタントに頼る開発者向けのデスクトップツールで、そのアシスタントが実際にいくらかかるのかを知りたい人に向いている。毎月のAI請求額を推測する代わりに、ダッシュボードを一つ開けば、日別・プロジェクト別・モデル別・ツール別に分けた支出が見える。
これが解く最大の問題は可視性だ。AIコーディングツールが累計額を表示することはほとんどなく、Claude CodeやCodexのヘビーユーザーは、どのプロジェクトやどのモデルが予算を食っているのか分からないことが多い。このトラッカーは、そうしたツールがすでに書き出しているローカルログを読み、トークン数を各プロバイダーが公表する100万トークンあたりの料金に通し、実際に行動できるグラフへと変える。もう推測しなくていい。
代償は適用範囲だ。macOS向けの開発者ユーティリティとして作られているため、非技術者向けではなく、自分のマシン上にローカルで記録されていない利用は追跡できない。ここが落とし穴である。AIの作業が完全にWebチャットや社内ゲートウェイ経由なら、読み取るものが何もない。
はじめかた
- 進む道を選ぶ。署名済みのmacOSアプリが欲しければ9ドルのPremium Buildを購入し、無料で使いたければオープンソースのリポジトリを複製してビルドスクリプトを実行する。
- ソースコードの道なら、プロジェクトフォルダで
./build-app.shを実行し、生成されたAI Usage Tracker.appを開く。 - アプリを起動する。システムにインストールされた対応ツールを自動で検出する。足りないものはスキップされる。
- ダッシュボードを開き、今日・今週・今月・全期間のコストを確認し、プロバイダー、モデル、プロジェクトで絞り込む。
- 更新された表示が見たいときに戻ってくる。データはそのたびにローカルファイルから再収集される。
AIツール情報
Claude Usage Trackerの料金、対応プラットフォーム、性能を簡単に確認できます。
こんな人におすすめ
このツールが最も力を発揮するユーザー、タスク、シーン。
ユーザー
- Claude CodeやCodexをヘビーに使う個人開発者とフリーランサーで、毎月のAI支出を収入と見比べて見張る必要がある人。
- トークン予算を組むエンジニアリングチームで、請求の驚きに変わる前に自分の利用状況を見たい各開発者。
- 利用データをクラウドサービスへ送らずにコスト分析をしたい、プライバシーを重視するコーダー。
- 複数のAIコーディングツールを同時に動かし、どれが一番高いのか分からなくなっている人。
タスク
- 高額なセッションの特定:最もコストのかかった単一の実行を見つけ、何がそうさせたのかを理解する。
- プロジェクト別の集計:どのコードベースがトークン予算の最大の割合を消費しているかを見る。
- モデル比較:Opus、Sonnet、Haikuの利用が請求を支配しているかを確認する。
- 月次予測:今月が終わる前に、どこへ向かっているかを推定する。
- キャッシュ効率の確認:キャッシュ読み取りとキャッシュ書き込みのトークンを見て、プロンプトキャッシュがどこで効くかを確認する。
シーン
- スプリントを終える請負開発者で、クライアントのプロジェクトごとに説明可能なコスト数値が必要な場面。
- 安いモデルへの切り替えが実際の支出を変えたかをチームリーダーが監査する場面。
- Claudeの請求額が増えたことに気づき、特定のツールまで原因をたどりたい個人開発者。
- ピーク時間帯のヒートマップで、生産的なコーディング時間と高くつく時間を見直す場面。
主な機能
ローカルファーストでテレメトリゼロの設計
すべてがマシン上で動く。トラッカーはローカルのログファイルを読み、オフラインでコストを計算し、自分のコンピュータ上でダッシュボードを描画する。クラウドもテレメトリもアカウントもない。プロンプトとプロジェクト名がアップロードされることはなく、非公開のコードベースで作業するなら重要な点だ。
複数ツールの自動検出
このツールは設定なしで10以上の開発環境を検出し、Anthropic ClaudeとOpenAI Codexの両方のソースを網羅する。Claude Code CLI、Claude Desktop、Cursor、Windsurf、Cline、Roo Code、Aider、Continue.dev、OpenClaw、Codex CLIのログを読む。ツールが入っていなければ、エラーを出す代わりに静かにスキップする。単一アプリの計量器ではなくトークンコストトラッカーとして機能させるのは、まさにこの部分だ。
プロバイダーを意識したコスト計算
コストは各プロバイダーが公表する100万トークンあたりの料金から来るため、ClaudeとCodexの合計は比較可能な単一のドル額に収まる。入力、出力、キャッシュ読み取り、キャッシュ書き込みのトークンに加え、Codexの推論トークンも考慮する。Claude側ではFable、Opus、Sonnet、Haikuの各ティア、OpenAI側ではGPT-5.x / Codexの各ティアの料率を確認できる。知っておく価値がある。
インタラクティブな分析ダッシュボード
ダークテーマのChart.jsダッシュボードが、日別・週別・月別・全期間の合計に支出を分解する。ドーナツグラフはソース別とモデル別のコストを示し、日次支出グラフが傾向を追い、最上位のAll / Claude / Codex切り替えで表示全体を1つのプロバイダーに絞る。なぜそれが重要か。内訳を一目で見れば、請求を本当に動かしているのがClaudeかCodexかを教えてくれるからだ。前日との差分と月次予測も表示する。
プロジェクトとセッションタイムラインの表示
プロジェクト表示は作業ディレクトリごとにコストをまとめ、どのコードベースが予算を食い潰しているかを明らかにする。セッションログのタイムラインは日ごとのセッションを、展開できる行、色分けされたモデルチップ、完全なトークン内訳とともに示す。どのセッションからでも、Claude CodeまたはCodexの再開コマンドをワンクリックでコピーできる。クリック一つで仕事に戻れる。
ピーク時間帯のヒートマップ
時間×日のアクティビティグリッドが、最もコーディングする時間と最も支出する時間を示す。シンプルだが、よく分かる。深夜のセッションが最も高くつくセッションでもあるかを素早く見る方法であり、フィルター機能と組み合わせれば、ソース、モデル、期間ごとにパターンを切り出せる。
フィルター、ショートカット、ブラウザモード
チップ付きの複数条件フィルターで、ソース、モデル、期間、最低コストのしきい値によって絞り込める。キーボードショートカット(Shift+E)が操作を速くする。パッケージ版のアプリが不要なら、ブラウザモードがNode.js 16+を備えた任意のOSでローカルHTTPサーバーを通じて動く。
メリットとデメリット
メリット
- 100%ローカルでテレメトリもアカウントもなく、非公開プロジェクトのデータはマシン上に残る。
- 10以上のAIコーディングツールにまたがる自動検出が、各ソースを設定する手間をなくす。
- コスト計算は各プロバイダーの現在の料金に従い、生の入出力数だけでなくキャッシュと推論のトークンも含む。
- 無料のオープンソース版がMITライセンスで十分に使え、9ドルの選択肢は利便性のためだけにある。
- ワンクリックのセッション再開とプロジェクト別の集計が、数字を飾りではなく役立つものにする。
デメリット
- パッケージ版アプリはmacOS 12.0+が必要で、WindowsとLinuxのユーザーは粗削りなブラウザモードに限られる。
- ローカルに記録されたデータしか読まないため、Webチャットの利用や社内ゲートウェイの背後での利用は表示されない。
- 有料版ではなく無料のソースコードの道を選ぶなら、設定にターミナルへの多少の慣れが前提となる。
- 公開APIがないため、追跡した数字を自前の請求やレポートのシステムへ流し込めない。
よくある質問
AIコーディングツールが書き出すローカルのログファイルを読み、プロバイダーの料金でトークンのコストを算出し、ClaudeとCodexの支出をダッシュボードに表示する。日次、週次、月次、全期間の合計に加え、プロジェクト、モデル、ツール別の内訳が得られる。
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Claude Usage Trackerの代替ツール
Forefront
Forefront · コーディングForefrontはオープンソースAIで構築するためのウェブプラットフォームだ。主要なオープンソース言語モデルを自分のデータで微調整し、性能を評価し、API経由で実行したり、エクスポートして自分でホストしたりできる。クローズドなプラットフォームの手軽さを求めつつ、モデルとデータの所有権にはこだわる開発者が対象だ。
Startkit
StartKit.AI · コーディングStartkitは、AI SaaSとAIラッパー製品を作るためのボイラープレートだ。面倒な部分をあらかじめ配線済みにしたAIスタートアップボイラープレートと考えればいい。認証、StripeとLemon Squeezyの決済、利用制限、トランザクションメール、そしてOpenAI、Anthropic、Groq、Llamaと通信するAI APIスターターキットが含まれる。リポジトリをクローンして価格を設定し、ユーザーが実際にお金を払う部分に取りかかれる。ReactとTailwind上のNext.jsで作られているため、ボイラープレートコードの多くはすでに見慣れたものだ。
Testim
Tricentis · コーディングTestimは、Web・モバイル・Salesforceアプリ向けにエンドツーエンドテストを構築して実行するAIテスト自動化プラットフォームだ。機械学習を頼りに、インターフェースが変わってもテストを安定させ、チームが壊れたセレクターの修正に費やす時間を減らす。今日から使い始められる自動テストツールとしては悪くない。ブラウザで操作を録画してテストを作り、より細かい制御が必要なときはJavaScriptを足す。忙しいQAチームにとって堅実な選択肢である。
