
ClawTick
ClawTick · コーディング
ClawTickは、インフラを一切持たずにタスクをタイマーで動かしたいAIエージェント向けに作られた、CLI主体のクラウドスケジューラだ。AIエージェントスケジューラとして、AIエージェントのジョブ、webhook、HTTPエンドポイントを1つのコマンドでスケジュールでき、時間管理、再試行、アラート、実行ログはAWS上でClawTickが引き受ける。AIエージェント自動化を組み立てる開発者や小規模チームに向いており、crontabを避けてサーバーの世話からエージェントを解放したい人に合う。

ClawTick について
ClawTickとは
ClawTickは、AIエージェントをまっすぐ狙ったホスティング型のスケジュールサービスだ。エージェントが届かないマシンでcronデーモンを走らせる代わりに、ジョブとスケジュールをClawTickに渡せば、自前のクラウドから定刻にそのジョブを起動する。狙いは単純だ。エージェントはAPIを呼ぶのが得意なので、製品もAPIにしてある。ダッシュボードは、何が起きているか見たい人間のためにある。
これが解くのはインフラの問題だ。毎日、毎時、あるいは妙なcron式で走る必要のあるエージェントのワークフローは、たいてい開発者のノートPCや埃をかぶったVPSに置かれ、再起動であっさり全滅する。ClawTickはその依存を取り除く。ジョブは可用性99.9%のSLAを備えたマネージドインフラで走り、3回連続で失敗したジョブはサーキットブレーカーが無効化するので、壊れたワークフローがエンドポイントを延々と叩き続けることもない。cronデーモンの世話に疲れたチームにとって、これは堅実なcron代替になる。
制約は先に知っておく価値がある。ClawTickはスケジューラであって、コンピュート基盤ではない。エンドポイントやエージェントを起動するが、実際に仕事をするものは自分でホストし続ける。無料プランは5ジョブと月500回のトリガーまでで、実行履歴も7日分しか残らない。長く保持したいなら有料になる。
はじめかた
- clawtick.comでメールかGoogleで登録する。Freeプランは自動で有効になり、クレジットカードの入力は求められない。
- Dashboard → Jobsを開き、Create Jobをクリックする。HTTPエンドポイントならWebhook連携、AIエージェントにメッセージを送るならOpenClaw連携を選ぶ。
- webhookならエンドポイントのURL、リクエストメソッド、cronスケジュールを入力し、OpenClawならエージェントへのメッセージを書いてスケジュールを選ぶ。
- 任意で
npm install -g clawtickでCLIを入れ、Dashboard → API KeysでAPIキーを発行し、clawtick login --key cp_your_api_keyで認証する。 - Dashboard → Historyで最初の実行を見て、ステータス、所要時間、エラー詳細を確認する。
AIツール情報
ClawTickの料金、対応プラットフォーム、性能を簡単に確認できます。
こんな人におすすめ
このツールが最も力を発揮するユーザー、タスク、シーン。
ユーザー
- サーバーを立てずにAIエージェントのジョブをスケジュールしたい個人開発者や個人クリエイター。
- 共有アカウントで日次レポートやデータ同期といったバックグラウンドのワークフローを回す小規模プロダクトチーム。
- Claude、GPT、LangChain、CrewAI、OpenClawのエージェントをすでに使い、背後に信頼できる時計が欲しい人。
タスク
- データパイプラインやエージェントが生成し、webhookに送る日次レポートをスケジュールする。
- ツール間の定期的なデータ同期を固定のcron式で実行する。
- 通知やダイジェストのメッセージを、手動ではなく決まった時刻に起動する。
シーン
- オーケストレーション一式に金を払うにはまだ早い初期段階のプロジェクトで、Freeプランが負荷を担う。
- ノートPCでcrontabを回すのではなく、障害アラートと99.9%の可用性コミットメントが要る本番ワークフロー。
- 7〜90日分の実行履歴を引いて、過去の実行の何がいつ失敗したかを調べるデバッグ。
主な機能
CLI主体のジョブ作成
どのスケジュールもターミナルの1コマンドから始まる。cron式、対象、名前を添えて clawtick jobs create を呼べば、ジョブは動き出す。これは意図した設計だ。エージェントはWebの流れをたどるより、コマンド1つを出すほうがトークンを食わない。迷い込む多段ウィザードもない。
webhookとOpenClawのスケジュール
ClawTickが起動する対象は2種類ある。webhookジョブはwebhookスケジューラとして働き、設定したメソッドとスケジュールで任意のHTTPエンドポイントを呼ぶ。サーバーレスやAPIベースの構成のほとんどをこれでまかなえる。OpenClawジョブはAIエージェントのゲートウェイにタイマーでメッセージを送るので、エージェントの会話は誰かが打ち込むのを待たず、自前の時計で回る。
組み込みの監視とメールアラート
失敗は黙って消えない。ジョブが壊れればClawTickはメールでアラートを送り、各実行の記録を丸ごと残す。ジョブが3回連続で失敗すると、サーキットブレーカーが自動で無効化する。死んだエンドポイントが何千回もの無駄な再試行を積み上げるのを止められる。
スマートな再試行とサーキットブレーカー
一時的な失敗には二度目のチャンスがある。スマート再試行はつまずいたジョブを再実行し、月間トリガー枠には数えない。だから不安定なAPIが予算を食い潰すことはない。サーキットブレーカーは最後の砦だ。3回連続で失敗すれば、直すまでジョブは自分から停止する。
検索できる実行ログ
プランに応じて、検索可能な実行履歴が7日、30日、90日分つく。エージェントは過去の実行を問い合わせて傾向をつかみ、自力で失敗をデバッグできる。午前3時に誰もダッシュボードを見ていないときには、これが効く。
すべてにアクセスする3つの手段
CLI、ダッシュボード、REST APIは同じジョブを読み書きする。エージェントはターミナルに住みがちで、開発者はAPIを好み、人間はダッシュボードを求める。行き来してもデータの複製は生まれず、同期の問題も起きない。
メリットとデメリット
メリット
- インフラ不要。サーバーもcron設定も、気にするメンテナンス時間帯もない。
- 無料プランは5ジョブと月500回のトリガーで本当に使え、カードも要らない。
- 上限と段階が明確に公開され、年払いは約17%安い。
- 支払いはLemonSqueezy経由なので、Visa、Mastercard、PayPal、Apple Payが使える。
- サーキットブレーカーとメールアラートが、壊れたジョブを実害が出る前に捕まえる。
デメリット
- 仕事を起動するだけで、ジョブが実際に走らせるものは自分でホストし、支払う。
- 無料プランの7日履歴は薄く、長期のデバッグはすぐ有料段階へ押し出す。
- cronからClawTickへのネイティブなインポーターがなく、既存のcrontabジョブは手で入れ直す。
よくある質問
AIエージェントとwebhookのスケジュールジョブをクラウドから実行する。対象とcronスケジュールを渡せば、再試行、アラート、ログを引き受けながら定刻に対象を起動する。自分のマシン以外の場所に住むcron、と考えればいい。
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ClawTickの代替ツール
Forefront
Forefront · コーディングForefrontはオープンソースAIで構築するためのウェブプラットフォームだ。主要なオープンソース言語モデルを自分のデータで微調整し、性能を評価し、API経由で実行したり、エクスポートして自分でホストしたりできる。クローズドなプラットフォームの手軽さを求めつつ、モデルとデータの所有権にはこだわる開発者が対象だ。
Startkit
StartKit.AI · コーディングStartkitは、AI SaaSとAIラッパー製品を作るためのボイラープレートだ。面倒な部分をあらかじめ配線済みにしたAIスタートアップボイラープレートと考えればいい。認証、StripeとLemon Squeezyの決済、利用制限、トランザクションメール、そしてOpenAI、Anthropic、Groq、Llamaと通信するAI APIスターターキットが含まれる。リポジトリをクローンして価格を設定し、ユーザーが実際にお金を払う部分に取りかかれる。ReactとTailwind上のNext.jsで作られているため、ボイラープレートコードの多くはすでに見慣れたものだ。
Testim
Tricentis · コーディングTestimは、Web・モバイル・Salesforceアプリ向けにエンドツーエンドテストを構築して実行するAIテスト自動化プラットフォームだ。機械学習を頼りに、インターフェースが変わってもテストを安定させ、チームが壊れたセレクターの修正に費やす時間を減らす。今日から使い始められる自動テストツールとしては悪くない。ブラウザで操作を録画してテストを作り、より細かい制御が必要なときはJavaScriptを足す。忙しいQAチームにとって堅実な選択肢である。
