
Didit
Didit · その他
Diditは、書類確認、ライブネス検知、顔照合、IP分析を1つのAPIにまとめたAIネイティブの本人確認プラットフォームだ。開発者は毎月500回の無料KYCチェックを受けられ、それを超えると1回0.33ドルを払う。サンドボックス、MCPサーバー、25以上の検証モジュールが付属する。

Didit について
Diditとは
Diditは、1つのAPIを軸に組み立てられた本人確認と不正対策のインフラプラットフォームだ。売り文句はそれに尽きる。書類確認、生体認証、マネーロンダリング対策のスクリーニングを別々のベンダーでつなぎ合わせる代わりに、モジュール化された部品からフローを組み、1つのセッションで実行する。同社は2,000以上の組織が利用し、220以上の国と14,000以上の書類タイプをカバーするとしている。この数字は料金ページの数値とも一致する。
開発者が最も気にするのは無料枠の部分だ。どのアカウントにも毎月500回の完全なKYCチェックが永久に付き、クレジットカードも要らない。これらのチェックは有料顧客と同じエンジンで動き、切り詰めた試用版ではない。501回目からは単純に0.33ドルで課金が始まる。但し書きはない。
主な制約は、DiditがAPIかコンソール経由の作業を前提としている点だ。開発者優先の製品であるため、ドラッグ&ドロップのノーコードツールを求めるチームには設定が重く感じられるかもしれない。料金も席単位ではなくチェック単位なので、安定した利用量が有利になる。フローを間違えてもメーターは回り続ける。
はじめかた
- business.didit.meで仕事用メールを使って登録する。無料枠にカードは不要。
- コンソールでAPIキーを取得し、サンドボックスを開いて完全なKYCフローを端から端まで試す。
- Workflow Builderで、本人確認、ライブネス、顔照合、AMLスクリーニングなどのモジュールをドラッグしてフローを組む。
- ユーザーごとにセッションを開始し、workflowsエンドポイントへPOSTリクエストを1回送り、実行したい機能を渡す。
- JSONレスポンスを読み取る。このセッションの本人確認、ライブネス、リスクのシグナルが返ってくる。
AIツール情報
Diditの料金、対応プラットフォーム、性能を簡単に確認できます。
こんな人におすすめ
このツールが最も力を発揮するユーザー、タスク、シーン。
ユーザー
- 個人開発者と小規模スタートアップ:月500回の無料チェックがあれば、ベンダーの請求書なしで初期のオンボーディングをまかなえる。予算を確定する前にフローを検証できる。
- フィンテック、暗号資産、iGamingのチーム:こうした業界は初日からKYCとAMLが要る。Diditのモジュラーなフローなら狭く始めて、後からスクリーニングを足せる。
- 大企業のプロダクトエンジニア:チームは契約前に、比較検討のパイロットやステージングのトラフィックに無料枠を使う。
タスク
- ユーザーの公的書類を確認する:本人確認は220以上の国と14,000以上の書類タイプをカバーし、書類の取り込みはチェック単位で課金される。
- セルフィーが顔写真と一致するか確かめる:顔照合は1つのセッションで2枚の画像を比べるので、別々のベンダー呼び出しを2回走らせなくて済む。
- 不正のシグナルを洗い出す:200以上の不正シグナル、ブロックリスト照合、重複検知が本人確認と並行して走る。
- AMLの義務を満たす:AMLスクリーニングとモニタリングは0.07ドルからで、10,000以上のAMLデータセットを使う。
シーン
- ネオバンクのオンボーディングを立ち上げる:新規登録ごとに本人確認、ライブネス、顔照合が要る。出荷前にユーザー1人あたりのコストを見たいはずだ。
- 身分ウォレットを展開する:Diditネットワーク全体でKYCを使い回せるため、ユーザーは一度確認すれば、その結果を他の参加サービスへ持ち運べる。
- 試作から規模を広げる:500回を超えても同じフローが動き続け、課金されるのは超過分だけなので、作り直しは要らない。
主な機能
本人確認と不正対策を1つのAPIで
DiditはKYC、KYB、AML、トランザクション監視、生体照合を1つのAPIキーとフローエンジンの背後に置く。製品間を行き来する代わりに、1つのセッション内でチェックをつなげる。不正対策チームが2社目のベンダーを導入せずにウォレットスクリーニングを足したいとき、この点が効いてくる。
毎月500回の無料KYCチェック
無料枠はサンプルではなく完全な一式だ。本人確認、パッシブライブネス、顔照合、IP分析がすべて動く。回数はワークスペース単位で毎月リセットされる。サンドボックスの実行はカウントされない。個人開発者が実際の traction に届くには、たいていこれで足りる。
モジュラーなワークフロービルダー
モジュールをフローへドラッグする。本人確認、ライブネス、顔照合、AML、ウォレットスクリーニング、KYB、住所証明、年齢推定などだ。各モジュールの横には公開価格が出るので、出荷前にコストが分かる。順序と組み合わせは自分で決める。ブラックボックスはない。
透明で公開された料金
Diditは各モジュールの価格を公開し、料率を営業の電話の裏に隠さない。完全なKYCは1チェック0.33ドル。AMLスクリーニングは0.07ドルから、トランザクション監視は1件0.02ドル、ウォレットスクリーニングは1チェック0.15ドル。ボリューム割引は自動で適用される。
エージェントネイティブな統合
DiditのMCPサーバーは稼働中で、エージェント向けskillも公開されている。Claude Code、Codex、Cursorに統合を頼めば、エージェントがワークスペースを作り、フローを設定し、最初のAPI呼び出しまで自分で出す。ダッシュボードのクリックは要らない。このカテゴリでは珍しい。
パッシブライブネスと顔照合
パッシブライブネスはiBeta Level 1 PAD認証を取得しており、ユーザーに首を振らせたり合図でまばたきさせたりせずに動く。続いて顔照合が顔写真とセルフィーを比べる。両者を合わせれば、書類確認だけでは見逃すなりすましの試みを捕まえられる。両方の偽造は、そう簡単にはいかない。
200以上の不正シグナルとIPインテリジェンス
各セッションはVPN、プロキシ、Tor、ホスティングのリスクに関するIPシグナルを取得でき、デバイスインテリジェンスや、地球の裏側のデータセンターIPから送られた一見きれいな身分証をフラグする重複検知も使える。
メリットとデメリット
メリット
- 毎月500回の完全なKYCチェックが永久に無料で、開始時にクレジットカードが要らない。
- モジュール単位の公開料金があるため、コードを書く前にユーザー1人あたりのコストを見積もれる。
- 無料枠は有料チェックと同じエンジンとモデルの重みで動き、レスポンスも同一だ。
- 1つのAPIがKYC、KYB、AML、ウォレットスクリーニングをカバーし、ベンダーの乱立を抑える。
- MCPサーバーと公開されたエージェントskillにより、コーディングエージェントが統合を担える。
デメリット
- 開発者優先のプラットフォームなので、非技術系のチームはAPIとワークフロービルダーに本物の学習曲線を抱える。
- チェック単位の料金は安定した量なら予測しやすいが、フロー設計を試行錯誤している間は積み上がりやすい。
- 501回目以降は緩衝なしで課金されるので、急なトラフィック急増が残高に直撃する。
- 月の途中で無料枠がリセットされないため、テストユーザーの集中で500回を早く使い切ることがある。
よくある質問
無料枠では毎月500回の完全なKYCチェックが0ドルで使える。それを超えると完全なKYCチェックは1回0.33ドルで、ボリューム割引が自動で付く。個々のモジュールには独自の価格があり、例えばAMLスクリーニングは0.07ドルからだ。
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